マークス

しあわせの法則のマークスのレビュー・感想・評価

しあわせの法則(2002年製作の映画)
1.0
観て損した。
下らない映画だった。
主役二人は有名俳優だけど、内容は完全に三流。

その内容だが、結局、このカップルは上手く行かないだろう。
最後は破局すると思う。
3P浮気の未遂現場(実際にはキスはしている)を見た彼氏にすれば、どんなに彼女が言い訳をしようと、服を着ている最中だった事に変わりはない。
彼氏にすれば、やり終えて服を着ている現場に来たと思っている。
1分前には彼女が裸体でベッドに居たと思っているはず。
『更にその前には、母の恋人と何をしていたんだ?』とも思っているはず。
その不信感は決して消えないし、そのせいで職場での美人な同僚との関係に罪悪感を持たなくなるだろう。
一度は強く葛藤しながらも婚約者を取り、イスラエル美女を諦めただけに、婚約者のある種の裏切り行為は、かなりのインパクトを彼の心に与えているはずだ。
婚約者(彼女)の軽率な行動が、彼氏に彼女への不信感と怒りを生み、その結果、彼氏の浮気へのハードルをグッと下げた。
彼は必ずイスラエル美人とSEXをする。
一度諦めた物事が再度復活したら、それを再び諦められる人は殆どいないからね。
また彼女の方も、婚約者と破局寸前にまでなった元凶の男との会話で、男の事を『自分とは正反対の世界の人間(誉め言葉として)』なので興味を持ったと言っていた。
通常であれば、婚約者との関係が危機的状況に陥った元凶者とは距離を置くはずだが、その事をしようとしない彼女もまた何も懲りていないと思われる。
さすれば、彼氏がイスラエル美人との浮気を重ね、その事を彼女が知った際には、今度こそこの軽薄だが自分とは正反対の世界の男と浮気を行う事だろう。
彼女はそういう性格の人物だと思う。
とどのつまり婚約者の二人は、どちらも内面にある種の問題を抱えているので、決して幸せにはなれない人達なんだと思う。
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