トリュフハンターのニコラス・ケイジが盗まれた豚を死ぬ気で探し回る映画。
豚を使ってトリュフを探させて、そのトリュフを業者に売るというお仕事がこの世にあるというのがまず驚き。そして観てる間どういうジャンルの映画なのかが全然分からない。バイオレンスとサスペンスとグルメの要素をミックスした人間ドラマって感じでしょうか。殴られ続けるとお金がもらえる謎の裏闘技場や、かつて凄腕シェフとしてその名を馳せてみた過去があるというのが分かるので、これはもうジョン・ウィックと言っても過言ではない。料理で人の心を揺さぶり始めた時は食堂かたつむりか！と慄いたものの、暴力に優しい心で抗うという精神には見習いたいものがありましたよ。
フレンチトーストには硬いパンを使え。
