無難

君が世界のはじまりの無難のレビュー・感想・評価

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)
4.0
タイトルが素晴らしい。副題の”my name is yours”も。
“普通”の解釈も、純粋な煌めきがあって良かった。
普通が理想。それぞれに理想の普通がある。
足りない部分となんとか折り合いをつけながら、それぞれの凹みを持ったまま、人と向き合って生きていく。先の見えなさも、分かり合えない痛みも、全部含めて、人間なのだ。
無難

無難