りょうた

The Country Doctor(原題)のりょうたのネタバレレビュー・内容・結末

The Country Doctor(原題)(1909年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

医者と妻とその子供の三人で暮らしている。ある日突然少女は病気にかかりいまにも死にそうなほどにやつれている。すると同じ村で少女と同じ年くらいの子供も突然病気に罹ってしまう。医者としての義務から、彼は危篤状態の娘を残してその子供の診察に向かう。そして診察中に娘の容態が急変したと報告を受ける。直ぐに向かおうとするが、目の前の子供を前にして彼は義務を全うする。そして子供は回復にむかい、急いで帰宅するもすでに娘は亡くなっていた。なんと切ない物語だろうか。子供の病気は少しご都合主義的ではあるが、それでも素晴らしい作品だった。冒頭とラストのパンショットは感動的。カメラがパンするだけで新鮮に感じる。
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