モーガンすごい。
1も衝撃だったけど、レベルが違う。
健康志向なレストランをオープンしたいっていうのは建前で、養鶏業界の闇を暴いていく、実態を明らかにしていく内容。
実際にチキンも、一から育てていくんだけど、うっかりひよこ踏んでしまうシーン、それはそれですごくショックだったけど、手伝ってくれてるオーナーの
『初めはそうだったけどもう慣れてしまったよ』には胸がぎゅっとなった。
体が大きくなりすぎて、足が弱くうまく立てない子とか、大きくなってゲージに詰め込んで見送るシーンとか、一緒に観てた旦那と、ベジタリアンになる気持ちが分かる...って、見終わって数日経った今も、思い出しては落ち込んでる。
舞台はアメリカで、養鶏のシステムは、競い合わされてるから仕事から離れられない、もちろん旅行へも。
息子さんが亡くなったけど、すぐ仕事に戻らないと行けなくなったお父さんとか見ていて辛かった。
モーガンは有名だから、彼がしようとしてる事がバレて、手伝っているオーナーにも影響が及んで、ランキング操作されてしまったり。
以前から体の事も考えて、オーガニック選んだりなるべくしてたけど、オーガニックって名前だけで実は基準が甘かったり、フリーランジエッグも、少しドア開けていればOKで、空の下で放し飼いじゃなかったり、ビジネスする側はコスト削減に取り組むから、消費者が、広告やヘルシーマーケティングに惑わされずに、自分で知識を得て、考えて、選択していく必要があると思う。
鶏に限らず牛や豚、色んな物を食べるし胸が痛むのも、エゴなのかもしれないけど、改めて 'いただきます' をちゃんと言おう、いただきますの気持ちを込めて、大事に大事に食べようと旦那と決めました。
観ていた環境が、日本語字幕がなかったので間違えて把握してるところはあるかもしれません。また観たいけど観るのには勇気がいる映画かな。
問題提起してくれて良かった。
