スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !の作品情報・感想・評価・動画配信

「スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !」に投稿された感想・評価

暑すぎて主食がきゅうりとアイスの生活しているのに「"Super Size Me"観てきてね」という無情な課題を出されたので(夏でなくても1作目は気持ち悪くて懲り懲りだ)、2を観てやることにした。
1ありきだけど、2の方が面白いし見やすい。ヒヨコの扱いは疑問だけれど、疑問すぎるけど、疑問でしかないけれど、シーンとしては物凄い多幸感。そして問題の健康ハロー。日本でもヘルシーな食べ物の需要が高まっているけれど、そのヘルシーな表現に騙されているのだろう。"オーガニック""ナチュラル""低糖質""低脂質"。蓋を開けたら小麦粉も油も砂糖もたくさん使われていたりする。

Morganさん、なんだかんだまた食べまくっています。そして結末が最高。

とりあえずヒヨコの生まれる瞬間が可愛すぎてそこだけ何度も見返した。
(大衆的で低価格で大規模展開の)飲食ビジネス&農業ビジネス+広告ビジネスを程良く捉えつつ、分かりやすく楽しく観れるドキュメンタリー映画として秀逸。
注意事項としては、私は関係業界の人間なので特にショッキングさを受けず楽しんだが、後述するようにマイルドな演出表現となってる今作でも、ショックを受ける人はいるであろう。

養鶏生産から飲食店までのリアルな起業をビジネスパートナー達(広告、商品開発、デザイン、養鶏農家、獣医師などなど)と話しながら行っていく様が面白い。
また、それによって多方面から見えてくるファーストフードビジネスとその生産現場(養鶏)の問題点が非常に分かりやすい。(採算度外視、継続性無視のドキュメンタリー用ビジネスだったとしても)

農業生産現場のドキュメンタリーというと、過度にショッキングさを煽るようなものが多く辟易するのだが、そういう意味でも比較的中立的な立場であったと思う。
大量生産におけるロス(生き物の死)もリアルに映しつつ、過度に嫌悪感を煽らない。あくまで軸足はファーストフードにあったように感じた。
畜産動物の生死自体に過度に反応してしまうと(多くの人にとっては仕方がないかもしれないが)、ドキュメンタリーとして特定方向からの思想が強くなってしまいがち。

チープなファーストフード屋に対する当たりは強かったがw前作のマクドでPTSD状態()になっている程だから仕方がないねw

消費者は生産現場や広告の裏側も含め、どれだけ分かっているのか?という問いに、
『消費者は商品以外は何も見ていないようなものです。』
と協力している真摯そうな養鶏農家さんが答えていたのが印象的だった。
どんなグレーな広告文句を打っていようが、本当にアニマルウェルフェアでオーガニックな手法で作っていようが、情報は情報、商品は商品(ここではファーストフードのチキンサンド)、畜産動物は畜産動物である。
某ラーメン漫画の『客は情報を食っている』とはよく言ったものである。


ラストの健康ハロー効果をしっかりと食事を提供しながら全てネタバラシする店舗が秀逸。こういう店が本当にチェーン展開していても良いと思うが。
続きがあるのを知って観ました。
前作と同様、今度はフライドチキンでも食べ続けるのかと思ったら、全然違った。
モーガニック農場、ハロー効果で罪悪感減る、皮肉の効いたFF店

前作は食べるだけだだたけど今回は社会派作品になってる
Sophie

Sophieの感想・評価

3.8
こう言うドキュメンタリー大好き…
ついつい何回も見ちゃうスーパーサイズミーの第二弾、今回はチキンサンドイッチにテーマが絞られてました。

アメリカに住んでると確かに〜!と思うワードがたくさん…
いかにも健康的に見えるような、

All natural
Artisan
Hand-crafted
Homemade
Fried ではなく Crispy
Cage free
Range free

などなど…定義がかなり曖昧なものやルール通りでも悪質なものもあるとわかったのでこういう謳い文句には気をつけようって思いました😂

アメリカのチキン産業についても勉強になった。どうかチキン農家の皆さんが報われますように。。そう願わざるを得なかった。

個人的にはモーガンの作ったgrilled crispy chicken sandwich 食べたかった〜
前作「スーパーサイズミー」ではハンバーガーを30日間食べ続けたことで不健康になる事を暴いたモーガンスパーロックだが、今回は自らチキンのファーストフード店を一から立ち上げて業界の闇を暴いていく。

最初は起業のドキュメンタリーなのだが、「100%ナチュラル」とか「放飼い」と言う言葉には何も意味がないことが分かったり、チキン業界を牛耳る巨大企業に搾取される養鶏家の人たちの現実を残酷なまでに映し出している。

そして映画の最後にスパーロックの店が出来上がるのだが、そのお店がファーストフード店でもあり美術館的でもあり、さらに業界の闇を伝えるための広告にもなっているところに強烈に感心した。

今までに見たことないような映画を見せられて最近見た映画の中ではかなり満足した作品だし、何よりこんな映画を作れる人間はなかなかいない。
Lou

Louの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

上手い話には裏がある、本当にその通り!

短期間で早く成長するよう改良が重ねられた鶏は不健康そのものだった。禿げた羽、脆い体、薄暗い小屋、それが「食べもの」だなんて信じられないほど見てて痛々しく、悲しかった。
たぶんしばらくは鶏肉を食べるたびにこの光景を思い出すんだろうな、、、。

ハロー効果やグリーンウォッシュに関してもとても興味深かった。シンプル、ナチュラル、アルチザン、〇〇フリー、実際には何ら意味のない言葉の羅列に対して、私たち消費者はなんとなく良いイメージを持つが、実情はイメージとはかけ離れたものばかり(イメージ通りのものなんてこの世に存在しないんじゃないか)。そこまでして顧客を獲得したい企業。同じ人間なの?と思ってしまう。
食品業界だけでなく日用品、ファッション、コスメなど世の中のビジネスにおいてこういう手法は付きものだと思うけれど、惑わされぬようきちんと判断できるようにしたい。
morine

morineの感想・評価

-
1で失せた食欲は2で無事に戻ってきた。モーガンの仕事観、結構すきだな。おもしろかったし勉強になった(再び)
前作でファストフードに警鐘を鳴らしまくった映画監督がファストフード店を開く話。え?と思ったけどオチがすごい。金かけてやったな。

今作はファストフードの栄養価というよりコマーシャルというか大企業の戦略というか,経営や心理に関する内容が多くて結構面白かった。

人の心理に訴えるためにはストーリーが大事で,なんてないことをそれっぽくいう健康ハローが大事。

根本的にはまだあまり変わってないのかもしれないけど,前作と比べると劇的に健康志向な世の中になったんだね。
Minnie

Minnieの感想・評価

2.5
出店の狙いが最後でやっとわかった。しかしそれでもみんなファストフード店に行くし、クリスピーチキンを食べる。

養鶏場の人、エンドロールでその後新たな雛が来なくなったって言ってたけど大丈夫なのか心配。
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