最高だった。最後は泣きそうになるぐらい。
一人だけ国籍の違うキャラクターを投入すると、大体人種マイノリティだとか疎外感だとかがストーリーの主軸になる傾向があると思うけど、この映画はそちらよりもただ純粋に彼女たちのバンド活動に注ぐ情熱にフォーカスを当てていて、そこがとても良いなと思った。
出会いから日々の練習、距離を縮めていく過程まで、端折ることなく丁寧に描かれているからこそラストのライブシーンはぐっとくる。
高校生の時に観たかったな、と少し思ったけど、もしその頃観ていても彼女たちに嫉妬して天邪鬼になっていたと思う。理想の青春です。