リンダ リンダ リンダの作品情報・感想・評価

「リンダ リンダ リンダ」に投稿された感想・評価

ma

maの感想・評価

5.0
演技にわざとらしさが無く、それぞれの登場人物が自然体で動いており、それがリアルに感じられる。

全体に漂うどこか気だるい雰囲気も、高校時代の放課後を思い出させる感傷的なエッセンスになっています。

甲本ヒロトの実兄である甲本雅裕が先生役で出演していたりと、監督のブルーハーツに対する愛を感じます。

自分が高校の文化祭で友人に誘われて、同じくブルーハーツをバンドで演奏したこととつい重ねてしまい、個人的な思い入れもあって特別な作品です。
あの頃のみんな、今何してるんだろうな。
女子高生が文化祭でブルーハーツのコピーバンドをやる話なのですが、ウルトラ最高な映画なのですよ!

山下監督×脚本向井さんのなんとも言えない笑いがまず最高なのですが、細部までこだわった美術やエキストラの作り出す完全なる高校の空気感、脇役に至るまで狂おしいほどに愛おしいキャラクター、そしてモラトリアム。

笑いに関しては着メロとか、妹の恋沙汰にそわそわして腕立て伏せ始める兄とか、唄で繫ぎ止めるシーンとか、挙げ出したらキリがないのです。

そして美術やエキストラによる高校の空気感の作り込みも半端ない。

最初の横移動で各クラスが映るのですが、隅々まで「あーあんな感じだったな!」と膝を叩く作り込み!

キャラクターに関しても語りきれない。

松ケンさんが告白するシーンとか、先の腕立てする兄貴や、シャイすぎる男の子とか、やる気だけ満々の監督とか、本人は本気なんだけどそれが側から見るとちょっとおかしい。

そして所々青春のなんとも形容できないエモーショナルを切り取っているところも本作最大の見所の一つですね。

生活の全てが実は愛おしい。

屋上で「こういう時のこと一生覚えているよね」っていうセリフを始めて聞いた時、なんでこんなにいいシーンが撮れるんだろう、と、深く感動した記憶があります。
菊池2018

菊池2018の感想・評価

5.0
A rustling sound in the corridor, somewhere in my heart.

By making it a song, can I keep the memory?
tomoka

tomokaの感想・評価

4.5
良い!
グダグダしちゃうけど、最後は勢いで突っ走る感じが高校生ぽい。
友達との面倒だけど必要ないがみ合いとか、けっこうテキトーに曲決めちゃう感じとかいいな〜
部室にたまるのもいい感じ。
ブルーハーツ聴いてみようかな。
途中でやめること滅多にないのにこれは最後まで観れんかった
ブルーハーツ好きじゃけかな、受け入れられん
会話が聞き取りにくいし雰囲気のある単調さには感じんかった
薬局

薬局の感想・評価

3.0
みんな自然な演技で学生の青々しい感じが出てて良かった。
空気人形の時もそうだったけど、ぺ・ドゥナの演技には引き込まれる。
うーん、感傷的な青春ドラマ。でも心揺すられる何かはある。最近(じやないか?)の女子高生の実態も垣間見れるし、若かりし松山ケンイチの告白シーンも見れたよ。🎶✨

このレビューはネタバレを含みます

前半は少し退屈かなと思いましたが、ソンちゃんが本番前日の学校内を歩くシーンのあたりからめちゃくちゃに面白くなりました。先生が遠くで聞こえる練習の音を聴いてるカットなんかもとても……言葉にするのは難しいですが、よくって、等身大の青春が描かれてるな、と思いました。
告白できなかった彼女もとても愛おしい。そうだよな、そんな簡単に告白なんてできないよ。
全体としては、ソンちゃんがとてもいいキャラしてたと思います。
ひとつだけ気になったのは「THE BLUE HEARTSかかった瞬間に盛り上がりすぎじゃない?」ってとこ。その一個前の曲もけっこうよかったんだけど等身大の高校生はTHE BLUE HEARTSの方が好きなのかな。そこがちょっとモヤッとしたけど……でも演奏はよかった。
amanda

amandaの感想・評価

4.5
とっても良い。(個人的に)
ストーリーに波があるわけでも、ハラッとも、ドキッともしないけど、楽しかった高校時代を思い出させてくれる映画。
学園祭って楽しいよね!
この空気感………………………………

好き!!!!!!

日常の何気なさ、青春のさりげなさ、センチメンタルを思い起こさせる空気がこの作品にはあります。


少女たちが文化祭でブルーハーツをするという、ね。そういう物語なんですよ。
ほんっとにそういう物語なんです。
別に思い入れある曲だとか、特別なきっかけがあったからというわけでなく、ノリと勢いと偶然の産物。

でも人生なんてそんなものですし、特に学生時代はそういったものの積み重ねだったなぁ、と。
それがとても素朴で、言ってしまえば地味!でもそれが日常って感じがあって凄く良かったです。

会話と会話の間の長さなんて特にそう。
黙って、ボケーっとして、ぽつと頭に浮かんだことを口にしたり、ときには恋愛話に花を咲かせたり。
演技なのを忘れてしまいましたよ……。


ここはちょっと偏見入りますが、最近の邦画って演技が演技らしすぎるというか、かわい子ぶっているというか……アニメ的な演技、なんですかね?まあ作品にもよりますが。

でもこの作品の彼女たちはかわい子ぶってない!
というか登場人物全員が、本当に学校で会話しているかのような空気感なんですよ。

そんな鈍色の雰囲気にブルーハーツの曲が合うのなんの!


終わらない歌を歌いたくなりますよもう!
あードブネズミになりたいなぁ!
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