ラブホを経営する親子と清掃のオバチャンが頑張ったりする話。おもしろくないけど悪くない映画。
意味がありそうだけど特に無い描写とか無駄な会話が多いので作り物っぽさが良い意味で薄い(音楽などの演出は露骨)
室内でドラマが生まれていても主人公達は客に干渉できず自己完結していくから拡がりが無いんだけど、それはそれでラブホの特徴が出ていていい。でもそのぶん客のドラマパートを1〜2組は増やすとかして幅が欲しかったな。
松ケンがアダルトグッズをバラ撒いてマスコミを追い払うシーンはサイコー。
廃墟探索なんかじゃ分かりっこない規模の歴史があり、ダメ環境やダメ人間の汚さ醜さ愚かさ哀しさの中にある確かなモノをぼんやりと感じて何とも言えん気持ちに浸るのです。
エンドロールが未公開シーン集みたいだな。
