フォローしている方が結構見ているので、私も鑑賞。
主人公のジムは情緒不安定の権化みたいな人。しかも、その不安定さを燃料に、感情をフルオープンにしながら生きている感じ。感情表現をするということは相当のエネルギーを必要とするもので、省エネ型の私から見るとジムはエネルギーに満ちていて、愛おしいやら、圧倒されるやら。
そして、感情って爆弾だなあ、と思います。感情豊かな人の方が人間として愛おしいと感じる一方、時として感情の伴った言葉や行動は誰かを傷付けたり波風を立てたりするから厄介。しかも、ジムは良い奴なのに感情表現が下手くそな上に自制心もないから、勿体無いなあ…ってなっちゃいました。人ってそんな上手く立ち回れないけど、それにしても不器用過ぎる(笑)。
前半はジムの感情爆発が目立つけど、後半は家族のことにフォーカスしたハートフルな仕上がり。災難続きのストーリーだったけど、最終的には良い意味で吹っ切れた事務を見ることができて良かったです。
それにしても、葬式で踊ることはそんなにヤバいことなのかな？確かに滅多に見る光景ではないけど、踊るって別に誰も傷付けないしいいんじゃない？と思っちゃいました。
