藍色

モンパルナスのキキの藍色のレビュー・感想・評価

モンパルナスのキキ(2013年製作の映画)
4.5
面白かった!
1920年代のフランス、「モード・パリ」「狂乱の時代」
フランスが世界の芸術の中心だった頃に、芸術家たちにミューズとして愛された女性、キキの自伝を元にしたアニメ。

アニメの絵柄が木炭画や油彩、コラージュと、芸術作品調に変化していくのが面白い。

モンパルナスのキキ、という人物について、1920年代のパリについて、もっと知りたくなった。

藤田嗣治が出てくるとは思わなかった。藤田嗣治は、キキとずっと親交があって、第二次世界大戦後、落ちぶれたキキが亡くなったときには葬儀の終わりまで参列したんだとか。知らなかった!

1920年代のパリといえば、映画『ミッド・ナイト・イン・パリ』で主人公が愛した時代だったな。今でもパリ=オシャレ、ってイメージがあるのは、この頃のパリのイメージを未だに引きずってるからなのかも。
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