何もかもが究極的

めぐり逢えたらの何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
3.7
結婚や恋愛にロマンスを抱くのは、大人気ないことなのか?常識外れなのか?
子供の頃の夢を持ち続ける大人は、大人気ないと揶揄される。そういう風潮が、夢のないただ生きているだけの大人を量産している。
そういう大人が作った映画は、やはり夢や希望を語っても、形だけという白々さで見ていられない代物になる。
だがこの映画は、本気でロマンスを映画の世界でに追い求めているように思う。もしかたら現実では、一生めぐり合えない恋愛も、映画では叶うのだ。人は自分の見たかった世界や、言いたかった想いを映画で表現する事ができるのだ。
そういう映画の素朴な楽しさを思い出させてくれる。