なでしこ

めぐり逢えたらのなでしこのレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
3.6
〜恋はクリスマス・イヴに始まり、
愛はバレンタイン・デーに訪れる〜

【再鑑賞】
90年代のラブコメは、子供の頃に良く食べていたお菓子を懐かしむような感覚と同じで、時々見たくなります。
メグライアン主演の映画もそんな感覚になる映画の1つです。

結婚を控えた女性が、クリスマスイブのラジオ番組で話していた男性に惹かれて始まる物語です。
監督はノーラ・エプロン。「恋人達の予感」の脚本を書いた人なんですね。

"偶然の出逢い"をした婚約者がいながら、"運命の出逢い"も気になり、運命を信じるべきか戸惑う女性を、ロマンティックコメディーの女王と呼ばれたメグライアンが、妻に先立たれた子持ちやもめの男性役をトムハンクスが演じます。

サムの息子のジョナが8歳ながら「パパになんとしても素敵な嫁さんを」、と奮闘するところが何とも可愛いです。

やや古い作品ですが、ちょっぴりオシャレでサラリと観れる作品です。

🍽美味シーン🍽

★エスカルゴか?ツブ貝か?★
イブにラジオ番組の電話相談番組でなかば強引に出されて、亡くなった妻との思い出を話させられたサム。
これがすごい反響で2千人の女性からラジオ局に問い合わせが殺到します。
そんな彼に知人達は"引く手あまたなんだから新たな一歩を進むべき、自分に合う女性を積極的にを探すべき"と皆口々に意見します。
仕事仲間と飲みに行って、そんな話をしながらサムが食べていたのが、ツブ貝だかエスカルゴだか大きな殻のあるような食べ物で、細いフォークのようなもので引っ張りだすようにすくって食べていました。
その一皿には蓋付きで給事され、蓋とるとドサッと貝が盛り付けられてるのがチラリと見えます。
このドサ盛り貝が、なんとなくサムの女性選びと一瞬重なって見えました。

★レモネードにシュガー★
アニーと親友のベッキーがランチでレモネードを飲んでましたが、アニーはこのレモネードにホットコーヒー用の紙のパッケージに入っているグラニュー糖をサラサラと2包分くらい入れてました。
ガムシロップって無いのかな?…ちょっと珍しい光景でした。
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