Shirorin

マグノリアのShirorinのレビュー・感想・評価

マグノリア(1999年製作の映画)
2.8
大勢の登場人物。それぞれの話が、もっと一つに纏まるのかと期待し過ぎてしまった。そういう話ではなくて、それぞれの登場人物がちょっとずつ、他の話の誰かと関わりがあるというだけだった。

長いということもあるけど、非常に疲れた。長さに、ということではなくて、トム・クルーズの暑苦しい講義とか、クイズ番組の司会者、ヤク中のヒステリックな女、死にかけの老人の奥さん、天才クイズ少年の父親、とか、出てる人たちに、終始イライラさせられたから。

そんな中、元天才クイズ少年でゲイの「昔は天才 今はただのアホ」の人、死にかけ老人の看護師役の人は、繊細な演技でとても良かった。

オープニングのつかみのいろんな偶然エピソード、特に夫婦喧嘩のせいで息子が死んだ話は面白かったんだけどなあ…

ラストもなんだかなあ…
Shirorin

Shirorin