水辺の君に

恋する寄生虫の水辺の君にのレビュー・感想・評価

恋する寄生虫(2021年製作の映画)
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原作未読。
ドラマチックに描かれてますが、まぁよくある話というか。
潔癖症や視線恐怖症という装置がわかりやすいですが、誰でもある程度の何かを抱えて自分とも社会とも折り合いがつけられないってことはあるわけで。それに恋愛要素としての、この感情が今だけなのか永遠なのか分からないっていう思考。
この2つは手垢の付いた表現だし、あるあるすぎるので本来であればそれを設定程度にして本編のストーリーや演出などで見せてくれるのが醍醐味のはずが、そのままで終わっちゃいましたね。SFよりのドラマチックに描いてる普遍的な恋愛モノで終わっちゃってましたね。残念。
個人的に潔癖症の描写がめちゃくちゃわかりやすくて似た傾向のある自分としては刺さりました。それだけかなぁー…やはり残念。
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