カッコいい。
音楽と彼の作品や人柄の調和が良かった。
なんで観賞後に写真集がこんなに売れるのか、映画を観てよくわかった。
そりゃ、欲しくなるさ。
カッコいい人は、
どこかその道に対して、
粗雑で、ある種の諦めというか
割り切った姿勢を感じる。
カメラや写真を神格化していない。
むしろ、息するような感覚でシャッターを切っているよう。
中平がゴダール派で
僕がフェリーニ派だった
というエピソードが印象的。
僕も、80になって
海辺でひとで撮って、返したい。
彼が『路上』のTシャツを着て、
中平さんを感じるように
僕は、カメラを携えて
祖母と優しくしてくれたおっちゃんを
感じて平凡な日々を生きていきたい。
写真、もっと、たくさん撮ろう
森山大道の写真を初めて見た学生時代のように。
カメラをくれた人たちと
カメラで撮ったものや人たちを感じながら