こばまさ

スピリットウォーカーのこばまさのレビュー・感想・評価

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)
3.2
U-NEXTも終わり、GEOレンタルも終わり、抜け殻の様な状態の中で辿り着いたのがコレ。
だいぶ失礼極まりないけど、前からずっと観たかった作品ではある。
それでは、一切の期待を捨てていってみよう。


-交通事故現場で目覚めた男(ユン・ゲサン)は、全ての記憶を失っていた。
鏡に映る自分の顔も、名前も、全てが分からないその男。
しばらくすると、男はまた違う場所で目を覚ます。
やがて彼は、12時間ごとに違う人間に入れ替わっている事に気付く。
自分は一体誰なのか?何が起きているのか?-

“こっちこそ分かりませんから…”


よくぞここまでやり切ったな。
途中まで本当に訳が分からん作品。
その、12時間ごとに違う人物に乗り移るって設定は分かっても、そいつが何者で何でそいつなのか全く分からない。

物語が進むにつれ、点と点が線になってはいくんだけど、最後の最後まで解りづらい。
これは酒飲みながら観るべきじゃなかった…


個人的MVPは、ホームレス役のパク・チファン。
よくもまあ、自分が誰か分からない男にあそこまで付き合ってあげたよ!
あんたは偉い!

それと、イム・ジヨンも良かった。
『タチャ』と『LUCK-KEY』で見た彼女とは、またイメージが一変。
ショートカットがいい感じだった。


この作品、ハリウッドリメイクが決まってるらしいけど、どんな感じになるのか…

とりあえず、この作品で記憶に残っているのは、ユン・ゲサンの眉毛が濃ゆかった事のみですね。
こばまさ

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