mh

U-864 日本を目指したUボートのmhのレビュー・感想・評価

-
ドイツのテレビ映画。
時間軸はふたつでWW2当時の回想パートと、現代のほうはおばあちゃんと孫がノルウェー・オスロを目指すロードムービー。
おばあちゃんは若かったころ、Uボートの艦長にハニトラ仕掛けたレジスタンスで、同時の熱愛を振り返るという構成。
若い頃を演じる役者さんがモデルみたいなひとで、彼女が年取ったら、こんなおばあちゃんになるのかーと映画であることがもちろんわかっていているんだけど感慨深い。ちょろいね。
面白いのは、ドイツのテレビ映画なのに、ナチスドイツが敵扱いになっているところ。
ドイツ人だってほんとはもっと戦争映画作りたいというジレンマが伝わってくるようだった。
日本関連の潜水艦ものかと間違って借りさせる気満々の邦題だけど、日本も潜水艦もほぼ関係なかった。これはこれでけっこう面白かった。
mh

mh