あのーん

タイヨウのうたのあのーんのネタバレレビュー・内容・結末

タイヨウのうた(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

なんでXPを選んだのかな。色素性乾皮症。劣性遺伝の難病。

なんかなぁ。
YUIには歌っていて欲しかった。んんん……曲さえ、歌さえあれば、無声映画でもよかった。YUIのPVみたいになってしまうけれど。

初めの方、全然入れなかった。
違和感。色素性乾皮症って多分もっともっと重症なんじゃないかな。

ふじしろくんと、麻木久仁子、岸谷五朗はとてもよかった。
麻木久仁子のお母さん感がすごい。まさにお母さん。
ふじしろくんは良い人。彼女が難病だと知ってなお、一緒に居られるのはなかなか辛いことなのではないかと思う。そりゃ病気がなくてもいつ死ぬかなんて分からないし変わりないかもしれないけれど、やっぱり、その時には少し悲観的になってしまうと思う。

あとふじしろくんの友達。サーフボード買い戻してくれたの。良いお友達をもってる。

やっぱりYUIには歌で、曲で勝負して欲しくて。というのは私が一番感動したのは横浜でのライブの時シーンだから。この一曲だけでこんなに、伝わるものが、説得力が、あるのに、と思ってしまったかな。

ただ、親の気持ちはすごく納得するシーンがあって。岸谷五朗が、なんでうちの娘なんだ、って言う。みんな思うよね。思うよ。とても痛かった。陽を浴びせるのと中枢神経障害が出るのは何も関係がないから、神のみぞ知る、なんだよ。そんなことは分かった上でお父さんはなんでだよ、と泣くのだろうけれど。あの場でなんて声をかけたらいいのか。かけるべき言葉、みつからないよ。

あとはんー、鎌倉の駅前広場とか七里ヶ浜とか横浜ビブレ前とかみなとみらいとかパシフィック・ホスピタルとか。ちょっと楽しかった。

勝手ながら、吉高由里子ってイメージ。

あと、曲はアコースティックが一番よかった。

オープニングタイトルの出し方が可愛かった。

YUI、横顔がきれい。
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