ろーしゃーく

カポネのろーしゃーくのレビュー・感想・評価

カポネ(2020年製作の映画)
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晩年のアル・カポネの生活を描いた、というよりは認知症を患ったアル・カポネから見た世界、という要素が強かった。
老いや病からは何者も逃れられないという意味では、非常に興味深いところもありました。

認知症になった場合の世界の見え方があぁいった感じだとしたら、これは相当ハードだし、本人的にはほとんどホラーの要素もあるなという。正直どこまでが現実でどこからが脳内世界か全く分からなかったし。

ラスト急に感動モードに着地したのはどうかと思いましたが、トム・ハーディさんの血走った目を含む演技はナイスだったのと、ニンジンに吸い付いているフォルムが最高でした。
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