「アンタッチャブル」など、映画でよく描かれている、脱税で逮捕されるアル・カポネの出所後の寂しい姿を描いてます。
単純に、シカゴの街を牛耳っていた“暴れん坊”のカポネでなければ「エンターテインメントの題材」として魅力が無いのでしょうか？
少なくとも今作において、カポネをどの時代においても、たとえ梅毒の影響で痴呆症を発症したとしても、全生涯において魅力的な「人間」であるということを見出すことは出来なかった。
そういう意味では、トム・ハーディという名優をここにキャスティングしておいて、この結果は非常に残念である。
