笹坊

喜びも悲しみも幾歳月の笹坊のレビュー・感想・評価

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)
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苦手な方の木下恵介で、クサい台詞や軍歌みたいなBGMには最後まで慣れることができなかった。テレビの無い時代、ホームドラマ的役割を映画が補っていたがまさにそんな感じ。
でもこの時代に日本縦断ロケは凄い。高峰秀子『私のインタヴュー』によると、移動の船に乗ったのは合計50日。つら。灯台守の人も大変だったろうなー。
灯台の灯部分、間近で見ると工業的なゾクゾクするものがあるけど遠くから灯を見るとなんだか胸に染みる哀愁がある。灯台っていいなあ。

カラー嬉しい
笹坊

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