月影

喜びも悲しみも幾歳月の月影のレビュー・感想・評価

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)
3.6
松竹プラスでの鑑賞。

木下恵介監督作品で、主人公は高峰秀子、佐田啓二。灯台守夫婦の20年余りの生活を実際の灯台のある風景と共に見せていく。

灯台守という仕事が大変なものとは、この映画を観るまで知らなかった。灯台のある場所に転勤を繰り返す。
そこはどこも辺鄙な場所である。
子育てにも苦労していた。

戦時中、灯台守に殉職者が出ていることも知った。

俳優は若い歳から中年の老け役までこなさないといけないので、これも苦労しただろう。
主人公2人はもちろんだけど、桂木洋子はこの時まだ20代半ば。
田村高廣はまだ駆け出しという感じ。
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