ラフマン

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのラフマンのレビュー・感想・評価

4.5
白人ばかりの田舎町。
みんな敬虔なカトリック。
そこに住む高校生エリーは中国人。
無神論者でレズビアン。
カトリックでは同性愛は罪とされる。
理解者は周りにおらず孤独なエリー。文学、映画が唯一の友達。
めちゃめちゃシンパシーを感じる。
愛とは何かという壮大なテーマではあるけどそれを面白く描いていて本当に面白かった。
カズオ・イシグロの『日の名残り』
ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』
哲学者サルトルの言葉の引用など
とにかく引用するものが渋くて深い。
確かに単なる恋愛映画、青春映画ではない。
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