このレビューはネタバレを含みます
白人の多い(黒人見かけた記憶がない)街で中国系の親子2人が孤独感増す
狭くて固定観念の強い田舎では、頭のいいエリーや、四十何年続いて守られてきたおばあちゃんのレシピより自分のタコスをやりたいって考えるポールは生き辛いだろうなと思った。
その中で2人が卓球をしながら自分の知らないお互いの習慣や文化について話して知っていく様子がよかった。初めは、走って追いかける別れを理解できないエリーだったけど、最後ポールが走ってお別れするシーンではエリーは嬉しそうにしていたのがめっちゃほっこり
アスターも、美人で常に周りから求められている人気者だけれど、彼女もまた話の合う人には出会えていなかった。ポールは初めての理解者、と言っていたし代筆はショック、、池でそれを聞くエリーも切ない。アスターの、男の子の話をしない子は初めて ていうセリフが印象的。
2人はくっつかないけど、きっとエリーは今より広い場所に行って、視野の広い人達に出会って今より楽しく過ごすんだろうなって思える、副題の通りポジティブであったかい映画
マイノリティとか恋愛とか、そこじゃなくて、その枠の話じゃなかった。個々の精神?価値観?の繋がりというか。。