ShioRi

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのShioRiのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

愛の在り方は無限
性別や人種を超えて本質を愛する素敵な流れ

LGBTQにより寛容に!ってことを
伝えたい訳ではない映画と思った

メッセージ性は見た人それぞれのフィーリングによって取られ方は様々に変わるんだろう


主演の女優さんがアメリカ人の養子として育ったから実は中国語が話せないことも後から教えてもらった。
「役」によって、その国や文化を学ぶことができることに面白さを見出していたらしい。


ポールは愛を知らない人
アスターは愛を知っている人

エリーは愛を知っているけど
隠してる人


それぞれが主役で
何かが不足している現状に置かれている彼らは関わり合うことで補える要素を互いに追求していたのかな

これを見た後思い描くリベラルな世界を友達と語り合う機会があってもっと学びが深まった。

社会的弱者と決めつけたいのは私たちが常にマジョリティーで在り続けたい欲求の裏側にある恐怖からかもしれない。
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