なおまる

リスタートはただいまのあとでのなおまるのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

思い返してみた。
何かいいところが1つでもあったか。

ない。本当にない。

「そうはならんやろ」の連続だった。主人公の年齢はわからないが、高校卒業と同時に上京していたとして20代後半。まるで学生のような態度や性格に冒頭からモヤモヤする。

そして大和の登場。なぜこんなに馴れ馴れしいのか。主人公の実家に入り浸る様子もなく、肩入れする程話を聞く接点がないように思える。

病院で大和の悪口を言う大人の態度。
大和の姉的存在の人の台詞。
この年から家具職人を志す無謀さ。
父の仕事を嫌う根拠のなさ。
人を好きになることはないと言う大和の背景がよく見えない。
脇役のご老人たちが棒読みすぎる。
学芸会みたいだった。

肝心のラブ要素。
まったくわからん涙
なんでキスしたの?
どこに惹かれたの?
全てが唐突すぎる。いたたまれなくてここでやめようかとしたが、Amazonの評価が高く、いや何かあるのかもと最後まで見てしまった。うんもちろん何もない。

私が大和なら薄っぺらい理由で家具職人をつごうとする主人公にドン引きし、間違っても触発はされない。こいつみたいになりたくないなと思うレベル。

音楽も芝居もシナリオも演出の新しさもオリジナリティも、本当に何もない。駄作にありがちな思わず笑っちゃう感もない。
本当に面白くない。ごめん…。
なおまる

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