TITANE／チタンのキヨのネタバレレビュー・内容・結末

すき！！！！
RAWが大好きだったので、すごく期待してて、ハードルがありえないくらい高くなってたのに、それを軽く超えてきた。

主人公は幼少期に、父親が運転する車で交通事故にあい、頭部にチタンプレートを埋め込んでおり、側頭部の大きな手術痕が特徴的である。熱狂的な支持者を抱えるダンサーでもあり、ある日仕事帰りに、あまりにしつこいファンにつきまとわれ、編み物棒のような髪留めでそいつの耳を貫き殺してしまう。そいつの吐瀉物が体にかかったため、仕事場に蜻蛉返りして、シャワーを浴び、体を清めていると外から大きな音がする。様子を見に行くと、自信がボンネットの上で踊っていた車のライトが点滅しているではないか。主人公はそのままその車の後部座席に乗り込み、まるで車と性行為をしているかのように腰を躍らせ、エクスタシーを感じるのであった。
時は変わり数日後。腹部の不調を抱えつつ、なんとなくいい感じになった女性となんやかんやあり、衝動的にその女性やそのとき同じ建物内にいた人物を合計4人殺害する。追われる身となった主人公は、逃亡していた先で見た尋人の掲示をみて、その人物になり過ごすことに。なんとかうまくいき、尋人の父親が迎えにきて、そのまま二人で生活することになるも……………………

結構笑えるシーンが多くて、そんなにシリアスというか重い雰囲気ではないんだけれども、ラストで大号泣してしまった。