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TITANE/チタンのKのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
4.1
前半は彼女の殺人を描き、後半は父親のダンスを描く。まったく新しい体験だ。

24種類の感情を体験する。ひとつも説明できないのだけれど、各シーンで自分でもよく分からない感情が込み上げてきて、どういう感情か知る前には、次のシーンを観せられている。なぜだか笑っていることが多かった。

ボディ・ホラーも狂気的で、目を背けてしまうとかではなく、物理的な痛みを感じる。腕を捻られ、首をナイフで切られ、目に塩を入れられ、腹にドライバーを突っ込まれ、足をヒールで踏まれる。
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