ピート・デヴィッドソンの半自伝的映画。
なんの前情報なく観たので、結構長くて前半だれてただただ24歳のダメ男の話かと思っていたら、だんだんダメ男が魅力的なキャラクターになってきて、最後はほっこりでした。
学校で妹とバイバイするときに、ハロルドにキスするように言って「いいでしょ?もし明日彼女が死んだら思い出のキスになるんだ」っていうのが響きました。スコットはいつもそう思ってきたのかな?私もそうしたいと思いました。
同じNYCでもスタテンアイランドは時間も景色も人もゆっくりで、最後のフェリーに乗ってバッテリーパークに着いたら時間も景色も人も忙しいマンハッタンで、そのギャップが現実にカチッとはまって戻ってくるようなエンディングでした。