原題『The King of Staten Island』(2020)
監督 : ジャド・アパトー
脚本 : ジャド・アパトー、ピート・デイヴィッドソン、デイヴ・サイラス
撮影 : ロバート・エルスウィット
編集 : ジェイ・キャシディ、ウィリアム・ケアー、ブライアン・スコット・オールズ
音楽 : マイケル・アンドリュース
出演 : ピート・デイヴィッドソン、マリサ・トメイ、ビル・バー、他
モラトリアムな青年が大人になるまでを描く、ピート・デイヴィッドソンの半自伝的ヒューマン・コメディ映画。
「成長譚」映画。
レイがスコットのタトゥーの練習台となり二人の距離がぐんぐん縮まり、その彫ったレイの背中のタトゥーの全貌がわかる笑いと心温まるが入り混じったシーンはベタだけど凄く良かったし、父の死の呪縛から解放されたスコットの心を表したかのような晴れ晴れとした空のラストカットも良かったです。
あと、本作でピート・デイヴィッドソンという存在を知りました。