母と離婚し1人で暮らす父リアムの元を訪ねたベン。
ひと夏をこの家で過ごそうと父の働くマリーナでバイトを始める。
年頃の少女マロリーとも仲良くなり順調な日々を過ごしていたある夜、屋根の上から異音を聞いて目が覚める。
懐中電灯を片手に気配を追っていくと隣人の家へ辿り着く。
果たして隣人の家の床下には何が潜んでいるのか。
非常にオーソドックスなモンスター系ホラーと言った感じで楽しめた。
ただウィッチと付いているのでもっと魔女的な何かが敵なのかと思ったが沼の怪物的なものを指す魔女だった。
じっとりとした恐怖ではなくガチでただのモンスターなので好みが分かれそうではある。
ストーリー進行も無駄がなく、95分に情報や伏線をきっちり入れてコンパクトかつ丁寧に仕上がっている。
子供や女性とワーワー言いながら見るのに最適な映画だと思う。
後半の裏切りやラストのオチは秀逸。
特に前者はこの映画のストロングポイントと言っても良いだろう。
しかし悪くいえば、そこ以外は平均的というかよくあるホラーという感じで目を引くものはない。
しかし主人公に何で記憶操作の能力が効いてないのか謎で仕方なかったのだが、回収されないどころか効いたり効かなかったりしててそこの辻褄が合っていないのが残念。
一応僕の勘違いかと思って解説や考察サイトを見てみたがやっぱり勘違いではなさそう。
