久しぶりのTFで楽しかったし、何よりパラマウントがTFを見捨てずに続けてくれたことが嬉しかった、、✨
安定のかっこよさと気持ち良さがあって、やっぱりTFって素晴らしいなって思った✨
ただ、どうしても順位をつけるとなると好みの問題で最下位かな
人間達が今回は好きじゃない感じのキャラクターで、尚且つ対処する脅威の描き方もイマイチだったと思う。ユニクロンとその使いであるスカージには、過去作のメガトロンやセンチネル、ロックダウンとかのような迫力とカリスマ性が感じられない。
ベイ監督の絶妙なスピーディーシニカルコメディタイプのアンサンブルドラマでも、スピンオフであり今作の前作に当たる「バンブルビー」みたいな地に足ついた素敵なカミングオブエイジ青春ドラマでもなく、今作は一昔前の平凡なアクションものの主人公っぽいのが残念だったんだよね。ノアのキャラやバックストーリーが悪い意味で昔の映画の主人公感強くて、エレーナもほぼ無個性に感じた。2人が恋愛関係にならなかったり少し現代的で良い部分もあるんだけどね。
それと人間パートがイマイチな反面、今回はクリエイターがオプティマスの方にようやくちゃんとキャラクターアークを用意できたと語っていて、確かにそこの部分は良かった！シリーズで初めてバンブルビーにフォーカスせず、人間主人公のパートナーをミラージュにしたり、プライマルやエアレイザー達もしっかり描かれていて、これまで以上にTF主観な映画っていうのは意欲的で良い試みだなって思った。しかも今回はオートボットにはアーシー、マクシマルズにはエアレイザー、ヴィランサイドのテラーコンにもナイトバードとTFの方でも女性を増やしたのが素晴らしく褒めたいところ！さらにはナイトバード役はPOSEでおなじみトランス女性のMJロドリゲスで、エアレイザー役はアジア系である言わずと知れたミシェル・ヨー✨振り返ればTF映画は女性TFがとてつもなく少なかったから小さな進歩！それでも今回各勢力1人ずつ程度だから、今後増やす余地はまだまだあるけど！！
でもこうして映画館でユニクロンのストーリー体感すると、本当にマーベルのギャラクタス&シルバーサーファーとそっくりだよね笑
あと現代を舞台にしたベイ監督の5作を好きな身からすると、トランスワープキーは時空を越えるためのものっていうのが、つまり時間も超えるってことで、マクシマルズやユニクロンが未来または過去から来ているってことで、ベイ監督の「最後の騎士王」ではユニクロン=地球の中っていうのとの矛盾しないと理解したいところです。
マクシマルズの細かい設定はよく分からないけど、まあそこはTFだしね。
〜終わりに〜
来年はサイバトロン星にいた頃、オプティマスとメガトロンの対立の始まりを描くTFオンリー映画=CGアニメ映画である「Transformers One」が公開予定で、そっちも楽しみだし、ちゃんと地球を舞台にした実写シリーズも続いてほしい！！
なんかでも今回の作品は雰囲気や人間がタイプじゃなかったから、現代を舞台に戻してベイ版の続きをやるか、今作の続きだとしても人間や監督は変えてほしいな…笑
主人公はGIJoeに引き抜かれてたし、GIJoeの映画に出れば良いよ！笑 素晴らしいキャラクターを演じたヘイリー・スタインフェルドが一作限りで、今作のアンソニー・ラモスがまた継続だと悔しいし！
