毎度のことながら映像は超派手で、ボーっと観るには楽しめる作品。
でも、ストーリーや演出などは雑だし、シリーズ全部が映像のすごさを前面に出したもので、ストーリー性やSF的考察などは全くなく、結局記憶に残らずに、見て一瞬驚いてそれで忘れてしまう部類。
なので前作を忘れていることはもちろん、シリーズを俯瞰で見ることができないので、それがマイナス。
つっ込み出したらきりが無い設定や変形シーンは、ここまでシリーズが進むとなぜかお約束事のように感じてしまうから不思議だ。
でも、ユニクロンの手下たちはいとも簡単に地球に来ているのに、本人が来れないってどういうこと?移動能力が無いのか?
それに鉄ゴリラさんたちはなぜキーを壊してしまわなかったのか?だってもう帰る星は無いし使い道がない危険な物ってことでしょ。
どうもそこら辺の説明が不十分で、正直途中から考えることを放棄してしまうぐらいのいい加減さだ。
ま、基本的に映像の派手さを楽しむシリーズなので、笑って観るのが正解だろう。
余談。
これも毎度このシリーズを観ると思ってしまうことだが、えいやぁ!って勢いで変形してるけど、それどう見ても体積変わってるよね。笑
ほとんど「マグマ大使」と同じ変形理論で、これは笑い所。
どうせなら「ワッハマン」のレミイぐらい思い切った変形をすればギャグになるのに…