今回も期待を裏切らないハードアクションが連続。
加えて今回は世界中の美しいアートやロケーションが楽しめる。ふふっと笑えるシュールさも健在だ。
「ジョンウィック」シリーズ史上最も贅沢で盛りだくさんな一本となっている。
良くも悪くも大ボリュームな長尺。
ヨルダン・オオサカ・ベルリン・パリで、それぞれしっかり見せ場があり、見応えはバッチリ。
ジョンたちの殺しの技をこれでもかとばかりに堪能できるものの、個人的には早々にお腹いっぱいになった。パリではジョンウィックと一心同体となり、精魂尽き果てへとへとに……
新たな登場人物たちがみんなチャーミングで良かった。
真田広之のシマヅやドニーイェンのケインはもちろん、トラッカー(Mr.ノーバディ?)が非常に気に入った。
キャラクターの一人ひとりにやたら濃い味がついてるのも、このシリーズの魅力だ。