この映画を取り切ったキアヌに拍手
そしてコンシュルジュのシャロンさんが亡くなられたとのことで、本当に残念です。
長かった、ほんまに長い映画でした
人生に決着をつけるのって大変だ大変なんだというメッセージをいただいた。
サクレ・クールへの200段超えの階段を何度も転げおちる、その執拗な繰り返しが
シーシュポスの神話なのだと…あれはこのシリーズ全部を象徴するシーンにもなっているように感じる。
手に鉛筆刺すか…
ベルリンのブランデンブルク門上空からのカット、凱旋門のグルグルも、ルーブルや馬のバレエやベルサイユも素晴らしい
ドラクロワやジェリコの絵が映画の重厚感を増してくれる
天井ぶち抜きで殺し合いを俯瞰するシーンは、もう、こだわりしか感じない
大阪で、「初志貫徹」のきらめく屋上のセットでヤカンから注がれたお湯か熱燗かを酌み交わす真田さんとキアヌのはるか向こうに漢字で牧野とネオンが見えて、マキノ監督のこと?とか
山﨑のウイスキーは監督の好みなのかスポンサーなのか
情報量が多すぎてもはや面白い
冷蔵庫から抜き身の刀が出てきて笑った
梅田に行け…笑
さあ、阪急か阪神か地下鉄か
ブラック・レインでロケをしたところが阪急梅田駅の元のコンコースだったなあと思い出した
あの車両は日本じゃないでしょう
最初の砂漠はヨルダンロケかな
アラビアのロレンスのオープニングかと思ったし
ケインが座頭市に見えて仕方ない
座頭市とジョンの決闘、最初からこうするつもりだったのだね
海からニューヨークへ
ジョンが飛んでいったのだろうなぁ
最後の最後…え、そうくるか
まあ、そうか、と納得のエンディング
最後にキアヌ、本当にお疲れ様でした
キアヌのいい人が滲み出る作品だった
真面目な人なんだなぁ、としみじみ思う