ブラウンカン

ジョン・ウィック:コンセクエンスのブラウンカンのレビュー・感想・評価

4.3
“アートアクション映画”

ジョンが自由を求めて殺しまくる物語。


期待を裏切らない渋く美しい映画だった。
ジョン・ウィック作品の世界観、アクション、お洒落な空間、可愛い犬、馬、光、水などの要素が存分にあった。もはやアートの領域のアクション映画。

・アクション
3時間弱の作品で8割型アクションシーン。ジョンが場所を変えて命を狙ってくる殺し屋を殺しまくる。
それでも、全く飽きない演出。しかも美しい。闘い方、武器、場所がそれぞれ違い、ずっと興奮しっぱなし。SFやファンタジー要素入れずに、世界観とアクションで勝負したことに天晴れ。

・大阪
前作も日本要素あったが、なんと今作も序盤の舞台は日本!そして大阪!馴染み深い大阪が出てきて興奮してニヤけた。実際の難波の映像が流れる。それをTOHOシネマズなんばで見れたのは良い経験。
しっかり日本人役に日本人を起用していたのも良かったし、the海外が思い描く日本(さくら、甲冑、ヤクザ、相撲、日本刀)な感じなんだけど、それがこだわっていて、カッコよくてかなり嬉しかった。

・キャラ
新キャラも個性豊か。盲目元殺し屋、犬使いの無名殺し屋、イケメン伯爵、大阪の支配人、支配人の娘。
殺し屋の2人が最後の関わり方も完璧。
1番びっくりしたのが、大阪支配人の娘のアキラ。彼女を演じたリナ・サワヤマの存在を知らなかった。アクションも凄いなと思ったら、スタントを注目してる新星女性アクションスター伊澤沙織。そりゃ凄いわ。

最後の決闘もすごかったな。良かった。
ここに書ききれないぐらい魅力たっぷりの作品。
ブラウンカン

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