長いけど面白かった。面白いけど長かった。ただその長さが報われるほどカタルシスのあるラストだった。
アメリカと香港と日本のアクションスターが一堂に会し、凄まじいアクションの応酬を繰り広げる。特に凱旋門ロータリーと階段での格闘シーンは圧巻だった。
ただのお馬鹿アクションになりかねない映画を風格のあるものにしているのは、仰々しくも格好良い台詞回しだろう。
How you do anything is how you do everything.
A man's ambition should never exceed his worth.
We seek the truth and will endure the consequences.
But I can hit you, motherfucker.
ハリウッドで日本のアクションスターといえば真田広之という認識になっているのであればとても嬉しいが、半面、次の世代のスターも世界に出てきてほしいとも思う。
それにしてもあの室伏広治似のあいつ、不死身すぎだろ。