1950年代頃の同性愛者への差別が語られています。差別というより、迫害に近い感じ。
私の苦手なドキュメンタリー調だったので、慣れるまではちょっと苦労しました。
人物像を把握するまでは、誰が語っているのか分からなくて、最初の方は何度か巻き戻して確認しました。
でも関係性がわかってくると、本題にのめり込んでいきました。
この時代にも当然同性愛者はいるわけですが、バレると逮捕されるほどの偏見を持たれていたようです。
女性カップルと身内の証言、それと記録映像で構成されていますが、残された映像の多さに驚きます。
ふたりが交わしたラブレターも実物が残されているのですが、完全な形ではないんです。その訳を知って胸が痛くなりました。
今につながる貴重な歴史を知ることが出来て良かったです。