前作のブラック・クランズマンの時も思ったけどスパイク・リーの映画ってアメリカのスタンダップコメディのように物語の隙間にふんだんに時事問題を絡めてくるよね(笑)まさにスパイク・リー節全開!泥臭くて説教臭くて暑苦しい!けど、それが心地よい。
ランボーは糞だけど地獄の黙示録は神(笑)ベトナムのジャングルで映画を撮れていることが嬉しくて仕方ないってカットがいくつかあってそれが無性に微笑ましかったりもする。
ストーリーは政治や時代に翻弄されたマイノリティーの話。誰もが被害者で誰も悪役はいない。現地でベトナム戦争のことを「Americans War」と呼ばれていることを初めて知った。