ベトナム戦争を共に戦った帰還兵達が、隊長の亡骸&金塊を求めて戦地ベトナムへ舞い戻る話。
当初は共に戦い戦争を生き延びた同僚達が集まるある種の同窓会のような和気藹々とした雰囲気なんですが、旅が進むにつれその空気は変わっていきます。
戦争は終わったかに見えてその傷跡はしっかりと記憶に残っていて、今もなお心を蝕んでいます。
戦争とは一体なんだったのか。
さらにその中にも黒人差別という問題があって、一体敵は誰なんだとさえ思えてくる。
戦争から何十年経った現在でさえ、人種間でのいがみ合い、枯葉剤、残留地雷の影響など、今現在も戦争の影響が残ることを知らされます。
本当に酷な世界だと改めて知らされました。
そして、チャドウィックボーズマンが死んだ隊長役というのもなかなかキツかったです。
あんなに熱い漢がいなくなったと思うと、やっぱり悲しいですね。
これからの活躍が楽しみやったし、まだまだ若いのに、という気持ちでいっぱいです。
ですが彼も立派に戦い、死してなお伝説を残す素晴らしい男であると思います。
Marvin Gaye の曲も良かったなぁ