ホークマン

ザ・ファイブ・ブラッズのホークマンのレビュー・感想・評価

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)
2.0
ただでさえ「黒人差別がー」のプロパガンダ臭い内容なのに、出てる俳優にトランプ批判(悪口)を言わせるというなんの捻りもない、品性下劣な描写には呆れた。
映画自体も全編に渡ってひたすら「黒人かわいそベトナムかわいそ白人はクソ黒人は誇り高い」の偏りまくった描写のオンパレードでこれでもかってぐらいの逆差別ぶり。これで社会派気取ってるならスパイクリーはまるでセンスがない。
地雷の件は悲惨さよりもものすごくわかりやすい伏線を張っていたので「あ、ついに来た!」と思い笑ってしまった。
地雷以降わかりやすい悪党が出てアクション要素と緊張感が高まるのでまあまあ良かった。前半の「黒人差別が―」を丸々カットしてずっとこの路線でいけば間違いなく面白い映画になったのに本当にもったいない。

追記:スパイクリーについてちょっと調べたら、他の映画監督作品に「黒人が出ていない!差別だ―!」とか「アカデミー賞に白人しかいない!ふざけるな差別だ―!」とか結構アレな人物なのね…納得。
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