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ザ・ファイブ・ブラッズのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)
3.5

平等な世界🎬

ストーリーはベトナム戦争の黒人帰還兵が再会し、戦時中にベトナムのジャングルに埋めた金塊探し行く姿を描いた作品でした。今作は現在もアメリカ全土、そして全世界に広がって行われている"Black Lives Matter"をテーマとした作品です。また今作はスパイク・リー監督の良さが沢山詰まった作品でした。オープニングのドキュメンタリー映像がとても印象的でモハメド・アリの「飢えで苦しむ人々を撃つのは良心が許さない」「彼らは俺を侮辱したり犬をけしかけたりしてないし国籍を奪ったわけでもない」という言葉に始まり、歴史の光と闇を対比させ、どんなに華々しい出来事があったとしても、その裏では同じ様に悲しい出来事が起きているという事を伝えたかったのだと思いました。光と闇はまさに表裏一体なのです。
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