Kosuke

グローリーのKosukeのレビュー・感想・評価

グローリー(1989年製作の映画)
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南北戦争における、北軍の黒人部隊と、それを率いた白人大佐のお話。

よくよく考えると、奴隷解放のために国が真っ二つになるって凄いことだな(もちろんそれだけで始まった戦争じゃないけど)

でも時代が時代なので黒人は北軍でも虐げられている。そんな中黒人のために全てを捧げるショー大佐がかっこよく映るわけよ。
北軍の中で受ける差別とか、それでもなんのための戦争なのかとか、その複雑な状況での苦闘が、若きデンゼルワシントン演じるトリップから感じ取れる。(デンゼルワシントンはこの映画でアカデミー助演男優賞)
最近のアクションでは見られない純粋なデンゼルワシントンが見れた。

特に、モーガンフリーマンの説教シーンと、ショー大佐を失った後鬼神と化した黒人部隊のシーンは最大の見所。
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