グローリーの作品情報・感想・評価

「グローリー」に投稿された感想・評価

僕が大好きな俳優2人もでてる映画でそれだけで十分でした。

南北戦争の北軍(奴隷解放軍側)にフォーカスを当てた今作。

奴隷解放軍といえど、黒人と白人が入り混じり、やはりそこには上下関係や差別が。

モーガンとデンゼルの演技が光る良作でした。
第二次大戦中、日系人によって編成された第442連隊。彼らは必死に戦い、傷つき、多大な戦果を収め…それでもなお完全には認められなかった。

本作は南北戦争中に編成された黒人達によるマサチューセッツ第54連隊がテーマだけど、戦争やアメリカが抱える矛盾という意味では共通するものを感じる。
まずは奴隷から逃げた先で受ける黒人への差別。戦いたくともろくに装備を与えられず、自分でどうにかしようとすれば軍規違反で処罰を受ける。
いざ戦場へ!と勇んでみても任されるのは肉体労働、そして直視せざるを得ない自分たちがたどるかもしれないペルソナ…

この作品の中では敵の顔が見える距離での撃ち合い、そして接近戦がメインにもかかわらず、相手の顔はほとんど映さない。その代わり味方であるはずの側から受ける仕打ちをはねのける心の強さと仲間たちの絆こそが主軸であり、今に続く黒人差別への抗いやオバマ・トランプ政権下で顕在化した分断に対する問いかけにもなっている。

54連隊はもちろん祖国のために戦ってはいるが、戦う内に目覚めるのは愛国心ではなく、ともに戦う仲間たちとの連帯感だった。それが爆発する要塞への突撃は胸が熱くなる一方、結局は人間同士の殺し殺されでしかないという矛盾もぬぐいきれない…

そういった複雑な背景を表現するキャストの心中は想像するしかないが、それぞれ思うものはあったはず。特にデンゼル・ワシントンのトリップ二等兵がショーから戦う意味を問われたときの憑き物が落ちたような変化は思わずこちらも息を呑んだ。
壮大な物語描かせたら、やはりエドワード・ズウィックの独断場ですね。

要所を際立たせる音楽の使い方といい、派手さだけに頼らない戦闘シーンの撮り方、ある程度実話に基づいてるとは言え、ストーリーを徐々に盛り上げていく展開も、この時から確立しています。
中盤の森での戦闘も、後の彼の監督作「ラストサムライ」らしい雰囲気で、ここが一番彼らしさを感じました。

キャスト面でも言うことは特に無いでしょう。この作品でオスカー受賞のデンゼル・ワシントンの熱演が素晴らしいのは当然その通り。

彼を更に引き立てていたのが、モーガン・フリーマンだと思います。
やはり彼の存在感は共演者にも、作品自体にも大きな説得力を持たせてくれますね。
デンゼル・ワシントンの涙が自然と出たものでシナリオにはなかった。
TAKE

TAKEの感想・評価

3.5
デンゼル・ワシントンの目力がすごい。
モーガン・フリーマンの手拍子がすごい。
煙から雲への切り替わりが好き。
その画で終わったほうがすっきりしたんじゃないかな。
BRZ

BRZの感想・評価

4.2
何もかもが素晴らしい…
と思ってたのですが、ラストの戦闘シーンが迫力はあるのだが、少し呆気なさすぎたかなぁ。
どうせ映画なのだから、もう少しドラマチックに誰かが誰かをかばって犠牲になったり、死ぬ直前に奴隷時代の辛い回想シーンなんかがあると泣けたかも…

でも、良い作品なのは間違いない。
外は雨

外は雨の感想・評価

3.5
この映画は観たことない。と思ったら観てたことはよくあってこの映画も途中で気がついた。んー、多分マシュー・ブロデリックの印象が薄かったせいかも。南北戦争の黒人部隊マサチューセッツ54連隊の大佐ロバート・グールド・ショーを主軸にワグナー砦の攻略戦までを描いている。結構史実に基づいて描かれてるぽい。

映画では奴隷など様々な境遇の黒人達が同じ部隊にいるように描かれているが、実際は兵士のほとんどは北部出身の黒人だったらしい。
南北戦争を舞台とした作品で、黒人部隊とその指揮官の物語
凄かった、ラストの突撃、戦闘シーンは鳥肌ものです
北軍だからてっきり勝利で終わるのかと思ったらこんな展開とは
まるで二百三高地のように難攻不落の砦を人海戦術のように突撃していく
もう辺り一面屍の山ですよ、現代の戦争からは考えられない凄まじさ
結果的に敗れたとしてもその魂、精神は残ったみたいなそんなお話です
モーガンフリーマン、さすがの存在感と演技力で良かったです!
『Glory』
南北戦争時代に存在した初の黒人部隊のお話。
鑑賞後にウィキをチェックしてみたら、映画と事実は少々相違しているようで残念。
ちなみにこの作品で、デンゼルさんは アカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞。
YS

YSの感想・評価

3.4
1990/4/20
配給 トライ・スター映画=コロムビア/トライ・スター映画

南北戦争を舞台に、白人の大佐が指揮をとる黒人部隊、第54隊。
黒人の部隊はアメリカ史上初めて。

ラストナイト、葛藤と誇り、覚悟を示し合う兵士たちに気持ちが上がった。
彼らの勇姿はしっかりと記録され、受け継がれ、後ほど勝利に大きく貢献したという。
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