Keiko

幸せのポートレートのKeikoのネタバレレビュー・内容・結末

幸せのポートレート(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

メレディスとエヴェレットの家族はどっちもどっちに見える。
メレディス以外は毎年集まる家族なんだから当然なのかもしれないけど、基本的にデリカシーがなさすぎ。
だけど、ディナーの時のメレディスの態度は最低。そこにまったく悪気がないのがわかるからこそ手に負えない感じ。
そんなメレディスと結婚を考えているエヴェレットだけど、どう見てもベンの方がありのままの彼女に惹かれている。エヴェレット、たぶん2人きりの時は気にしてないんだろうけど、家族の前だと彼女を「恥ずかしい」と思っているのがよくわかる。それをママも感じ取っているから反対するんだよね。メレディスが気に入らないだけじゃなくて。

それにしてもエヴェレットとベンの兄弟、恋に落ちた瞬間の表情がまったく同じでわかりやすい(笑)
初めてメレディスを見たベン、ケリーを見たエヴェレット、そのシーンだけでなんとなく結末の予想ができる。
頭が固いもの同士より、どちらかが柔軟な方がバランスが取れるんだろうな。

ここにママの病気も加わるんだけど、色んな要素を詰め込んでいる割にすごく綺麗にまとまっていて見易かった。
最後は全て丸く収まってみんな家族になってハッピーエンド。ご都合主義だけどクリスマス映画としてはこれが正解!
Keiko

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