このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
ストーリーも映像も良い。
子供を信じる
夫を信じる
優先順位の1番は家族。
究極の家族愛かな。
良い母親になりたい。
自分の居場所を失いたくない。
手に入れた幸せを失わないことを選んだ
土屋太鳳ちゃんは
哀愁のしんでれら、そのものでした。
共感できないような、
でも
共感できる。
自分の事だと常識的になれても
子供の事になると、おかしくなっちゃう
ことは、多々ある。
夫婦って、家族って
似てくる、って言うしなあ。
土屋太鳳ちゃんがなんとなくおかしいと
気づくタイミングはあるのに、気づかないことを選び、少しずつ日常が狂っていく様が非常に面白かったし、
じわじわ来る不気味さがたまらない。
ラストにつながる伏線も良かった。
本当は怖いおとぎ話のような
『そして家族は末長く楽しく暮らしました、めでたし、めでたし』なエンディングに、ああ、これはダークなファンタジーだったんだな、と。
巻き込まれた生徒達にとっては大迷惑な話ですけどね。