ふじPONっ

哀愁しんでれらのふじPONっのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
2.9
家族間のセリフ(母親ぶる、インシュリン等)や、娘との約束、ご飯等々、ほとんどの場面でフリになるセリフが有り、それに合う様なシーンがセットで展開する。
気持ち悪いのが大悟(田中圭)のアプローチ
普段飲まない酒で泥酔し、踏み切りの真ん中で倒れ、仕事を無くした小春(土屋太鳳)の父に仕事を斡旋、妹には家庭教師を勝手出る
「娘の為なら死ねる」を地で行く様な始まりは全て仕組んだことなのかと勘ぐりたくなる。
前妻の死の真相も…。
これらには答えは用意されていない為、想像するしか無いのだが、遠からず…といった所じゃないかと思う。
明かされないと言えば、結婚指輪のくだりはどっちが隠したのか、共謀なのか…。

ラストは賛否が分かれるはず
一番気味が悪いのは、剥製のような目の家族三人の絵を居間に飾る神経

子役があの子で無かったら成り立たなかったんじゃないかと思うくらいの怪演
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