あやと

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)のあやとのレビュー・感想・評価

-
モノクロということはものが詳細に情報を受け取れない、脳が補強しようとして、さらなる情報を収集しようとする

清濁あるその上下関係さえありのままかいやというほどに目と耳に飛び込んでくる

韓国の社会問題という表面上だけじゃなく、ひとりひとりのキャラクターの粗が浮き出てくる
俳優陣が没入して描いたこの世界、グロすぎて観ていられないほどのものだった

呆気にとられるスローモーションと”生きる”ことにしがみつくその行為、表情、観客として第三者としてみてるからこその”ドギツさ”生きることがドギツイことくらい当たり前なのかもしれない、でもそれを改めて描き切る筆致が刺さる

モノクロバージョンまじでエグい
あやと

あやと