パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)の作品情報・感想・評価

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「パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

初見だったけど、モノクロでもとても物語にのめり込めた!こんなに映画の世界観にどっぷり浸かったのって、いつぶりだろう?
そのくらい、終始引き込まれる作品だった!

見終わったあとは、
少し疲れを感じるくらい、重たい内容なんだけど、充実感が半端なかった!

どんなことが起きるんだろう?ってワクワクヒヤヒヤするほど、巧妙な作りで、素晴らしい作品だったと思う!

クライマックスで、お父さんが、豪邸の主人が異臭に鼻を摘んだ様子を見て、咄嗟に刃物で刺したけど、それはお父さんが低所得者としてのコンプレックスを持っていて、それを侮辱する行為に感じて殺意が芽生えたのかなぁ。

最後、息子くんがお金持ちになって家を買ってお父さんと再会出来てたけど、アレは実際にそうなったのか、それとも息子くんの頭の中の計画の世界なのか、、
どっちにも取れる描き方だったけど、前者じゃないと、救われない気持ちになるので、そうなったということにしたい!笑

最後の最後まで飽きるところが全くない映画でした。
たけい

たけいの感想・評価

4.4
モノクロの方が俯瞰で見られた
カラーを観てるから、落ち着いて細かいところまでわかった

やっぱりおもしろい映画だなあ!

ポスターにもあるように、感覚が研ぎ澄まされて、音楽がすごく入ってきたきがする

あとモノクロだから表情がよくわかる
終盤のお父さんとかもうすごい顔

ダソンがめちゃくちゃキーパーソンということを再認識

もう一回みたい
音楽に注目してもう一回みたい!

このレビューはネタバレを含みます

モノクロの方が色味という情報がない分、登場人物の仕草、表情、セリフにより集中して見ることができた。

前回、通常版で見たときはラストで主人公が笑いが止まらなかった理由が考え付かなかったのだが、今回は理由付けができた。

ラスト、主人公は劇を見ている気分に陥ったのではないだろうか?
警官や医者には見えない人たちがその役割を演じていると。妹のお墓も演出、作り物のようなものだと考えたのかもしれない。そして、ニュースを見たとき、やっぱり、現実だったと突きつけられ、あまり笑わなくなる。

また、自暴自棄、自分とその周りのことはどうでもよくなっていたということも考えられる。ニュースを見て、自分とは離れてしまった父親のことは、とても心配に思って笑いが収まったと

頻繁に見直したいとは思わないが、たまに見返したくなる映画
2回目になると前回気付けなかった伏線も分かってまた違った気持ちで見れた。
しかもモノクロだし余計な情報が入ってこないので良い。
浸水の中、ギジョンがトイレでタバコを吸うシーンが1番好きだけど、白黒だとよりかっこよさが増す。
あのトイレの場所って、家の中で唯一ネットが使えるところなんだよね。
外の世界と繋がれる場所というか。

劇中鬱陶しいほどに計画って言葉が使われているけど、社長を刺したあとに地下に戻ったときとか無計画な時ほど上手くいってるから、最後に息子が手紙に書いた計画は現実にならないってことを示唆してると感じた。
この映画は無駄なシーンが一瞬もない、構成のうまさがすごいなー
nonchan

nonchanの感想・評価

3.8
カラー版は既に3回観たのだけど、モノクロverが公開されると言うので、初日に鑑賞。
なんと、OSシネマズミント神戸のスクリーン6(304席だけど、コロナ対策でその半分くらい)を貸し切ってしまいましたー‼︎🤣
(観客は私だけwww)
3回も鑑賞しているけど、モノクロになると<感覚が極限まで研ぎ澄まされる>
暗い地下での出来事が、よりおどろおどろしく感じて、デッカいホールに私だけはキツかった。😰
あおい

あおいの感想・評価

4.3
2020年143本目 6月21本目の鑑賞
映画館での鑑賞

思っていた以上のおもしろさ。
カラーを見ていないけど、モノクロだからかすっとストーリーが入ってきて、展開も面白く、ワクワクがとまらなかった。怖さや不気味さもあったが楽しめた。

衝撃的なラスト。いやぁおもしろいなぁと思った。
miu

miuの感想・評価

-
最近の映画をモノクロで再上映する挑戦ってなかなかないと思うからめちゃくちゃ粋でいいな〜!と思った
ギジョンの桃のシーンはカラーの鮮やかなほうがいいけどギウの家族がキム社長の家でくつろぐシーンからモノクロ最高だった
カラーで1回観たから結末は知ってるんだけど地下のシーンのモノクロは不穏で不気味で不潔でめちゃくちゃゾクゾクした
視覚情報が少ないからかセリフとか音楽の音がよりはっきり聴こえる
キム社長こんなイケボだっけってなる
きあん

きあんの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

色がない分台詞に集中できて「こんな台詞あったっけ」とか「この台詞はこういう意味もあったのか」とか…

おかげでカラー版で気付けなかった伏線や演出に山ほど気付けて、作品の見え方が全然違った。理解が深まるこっちの方がカラー版より好きかも。本当に隙のない映画だーー

例えばソンガンホがお金持ちお父さんを刺す場面。カラー版を観た時はその動機があまりわからなかったけど、今回は「匂い」がポイントだったんだとはっきりわかり、お金持ちお父さんが地下の男の匂いを嗅いだ後に刺されるあの流れにもかなり納得できた。

そして、あの本当に少ない場面しか出演していないのにちゃんと印象に残るパクソジュン…強すぎる…

白黒だからこその画面の力強さやコントラストもおもしろかった〜。全体通してソンガンホ一家パートは黒っぽく、お金持ち一家パートは白っぽい画面になっているのも観ていて楽しい。
縞

縞の感想・評価

4.2
モノクロver.で初鑑賞。
モノクロだからなのか登場人物の感情がよりダイレクトに色濃く出ているように感じられた。あれはどういう意図だったのか、と何度となく考えてしまう。噛めば噛むほど味わい深くなるスルメのような映画。とても緻密に作られており、多面的に捉えられる優れた作品だと思う。
ソン・ガンホの苛立ちを抑えながらも深い所では半地下の生活を受け入れざるを得ない絶望感を表現しきっていて凄かった。
資本主義社会の極端な縮図だけど、あまりにも歪なその形は人を追い込むのだ。それは他人事じゃないかもしれない恐ろしさがある。怖いなあ…。
コロナ明け、広い映画館に視聴者 は自分のほかに一人のみ。
モノクロと劇場のスカスカの暗闇で怖さか倍増し、見終わったあとの後味が悪く、気分転換をしたくなった。
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